「矢野ゆたか」は、日本で二番目に小さな「狛江市」の市長を16年務めました。

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第1期 第2期 第3期

矢野ゆたか市長の実績(3期)

「5つのまちづくりビジョン」は、2006年6月の市長選挙に際し、矢野ゆたか市長が掲げた基本政策です。間もなく任期の4年間が終わりますが、この公約を再掲するとともに、現段階での達成状況を検証しました。


【1】子育て一番、誰もが安心して住み続けることの出来るまちづくり

憲法を狛江に息づかせる

 私は、社会的に弱い立場の人びとが、地域の中で暮らしていけるようなまちづくりを基本に据えます。それは市民すべてにとっても住み良い地域を築くことにつながるからです。憲法第14条では「すべて国民は、個人として尊重される」とうたわれ、同25条では「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と掲げられていますが、この憲法の精神を狛江にしっかりと息づかせます。

高齢世代の力をまちづくりに

 今の日本を築いてきた方々が老後を迎えたとき、財政が苦しいからと安易に切り捨てるような政治を、私はとりません。デイケアや介護サービスの充実など安心して毎日を過ごせるよう、在宅福祉の向上に努めるとともに、トレーニング事業やミニ・ドック受診者数の拡充など、健康施策を推進します。また学校や市民大学、むいから民家園など、高齢者の知恵や経験を生かす場をつくり、高齢世代の力をまちづくりに生かします。

【達成状況】

  • 健康増進事業の拡充とフォローアップを実施
  • うんどう教室(西河原公園)の開設と健康リーダー養成(06)
  • うんどう教室(とんぼ池公園)の増設準備(08)
  • むいから民家園での高齢者の知恵や経験の活用
  • 学校での地域ふれあい事業の実施
  • 基本健康診査(ミニドック)受診者枠の2,000人拡大(07)
  • 介護予防健診事業「おたっしゃ21」の先行実施
  • 介護保険料の低所得者への減免拡充(06)
  • あいとぴあセンター老人福祉センターの電位治療器更新(07)
  • 高齢者の虐待防止ネットワーク事業の開始(07)
  • 高層階に住む要介護高齢者に対するごみ出し支援(07)
  • 認知症高齢者グループホームの防火設備設置に対する財政支援(08)
  • 後期高齢者医療制度の健康診査費用の無料化(08)

     

障がいをもつ人も地域の一員として

 これまで障がい者団体と連係しながら、福祉作業所の増設や知的障がい者の生活寮開設などを実現してきました。ある障がい児を抱えたお母さんから「狛江だから、安心して暮らすことが出来る」との声をいただきましたが、この言葉を胸に、障がいを持つ皆さんが、地域の一員として生きていけるよう、グループホーム増設、早期療育訓練の拡充など、全力を尽くします。

【達成状況】

  • 特別支援教育の先進的な取組み
    • 障がい児通級学級の増設…三小「ひまわり学級」、二中「くすのき学級」(04)
    • 和泉小に心身障がい児学級新設(06)
    • 私立幼稚園に対する巡回相談員の配置(08)
  • 障害者自立支援法による利用者負担増への軽減策(06)
    • 通所施設利用者への食事代助成
    • ガイドヘルパー・特殊ベッド給付等の負担軽減
    • 「リヒト」など地域生活支援事業・手話通訳等の無料継続
    • ホームヘルパーやショートステイの負担軽減
  • 精神障がい者地域支援センターリヒトの開設(04)
  • 市役所窓口で精神障害者の専門相談を実施(04)
  • 障がい者通所施設への運営費助成(07、国制度活用)
  • 障がい者就労支援のための人員体制の増強(07)(08)
  • 視覚障がい者支援のため活字読上げ装置を福祉窓口に設置(07)
  • 早期療育施設「ぱる」のクラス増設(07)
  • ワークイン野川の施設安全対策に対する財政支援(08)
  • ハンディキャブこまえにガソリン代高騰に対する財政支援(08)
  • 点字プリンター提供など視覚障がい者への情報支援強化(08)

子育て一番のまちをめざして

 次代を担う子どもたちの成長は、私たち大人の最大の責務です。乳幼児医療費の無料化は、来年度年次計画の前倒しで所得制限を撤廃し、平日夜の小児救急医療センターを秋から立ち上げます。中学校給食は、まちづくり総合プランで実現の道筋をたてました。現在の財政状況で、どのような方式にしたら早期実施できるのか検討し、4年以内にその具体化に向けて動き出します。幅広い市民参加によって、子どもたちの豊かな放課後を保障するための狛江モデルをつくるとともに、学校の少人数学級を、東京都が一日も早く実施するよう働きかけを強めます。
 日経新聞全国自治体ランキング調査の子育て分野では、狛江は同規模の市で全国第3位と評価されましたが、3期目は、文字どおり「子育て1番」のまちをめざします。

【達成状況】

子どもたちが健やかに育つ条件整備

  • 乳幼児医療費の就学前までの完全無料化実現(05、就学前全員無料に)
  • 小中学生の医療費の一部負担軽減(07)
  • 平日準夜の小児初期救急診療の実施と拡大(05実施、06.拡大)
  • 三島保育園・宮前保育園の受入月齢を8か月から6か月に短縮(07)
  • 待機児解消めざし、市立保育園受入定員の弾力化と認証保育所の増設(08)
  • 認可外保育室利用者への保育料負担軽減(07)
  • 狛江保育園で一時保育実施のための助成(08)
  • 私立幼稚園就園奨励費の優遇措置拡大(08)
  • 産後支援ヘルパーを拡充し、産前産後及び要支援家庭も対象に(07)
  • 妊婦健診の2回から5回への回数増(08)
  • 1歳6か月健診後の子育てグループの回数増(08)
  • 新生児家庭を訪問する「こんにちは赤ちゃん事業」の実施(08)
  • 放課後対策としての施設配置確立
    • 小学校区ごとに1か所の学童保育所…学童保育所設置率は多摩26市中1位
    • 南北2か所の小学生クラブ
    • 定員超過対策としての放課後クラブ
  • 三中でのフリープレイ開設に伴う全校放課後子どもプランへの移行(08〜)
  • 岩戸児童センター改修による小学生クラブ定員増(08)
  • AED (携帯用救急救命装置)の全小中学校配備(08)

魅力ある学校づくり

  • 中学校完全給食実施へ(07業者選定、08.9ボックスランチ方式で実施)
  • 学校給食に安全な国産小麦を使用したパンをとりいれ
  • 特色ある学校づくりのための地域交流推進事業の創設(06)
  • 少人数授業の講師派遣を全校に拡大(04)
  • 小学校の教科担任制の実施(08)
  • ティーチングアシスタントの学校派遣制度を導入(05)
  • 発展的学習推進事業、外国人英語指導補助者の配置を推進
  • 少人数学級を市長会として都知事に要望
  • 学校コンピューターの児童生徒1人1台配備
  • 学校図書館の相互支援ネットワーク化(04〜05)と充実
  • 学校図書館司書の勤務時間延長、週4日一日4時間を5時間に(07)
  • 学校図書館の図書費増額(07)
  • 中学校部活外部指導員制度の拡充(07)
  • 不登校児への支援強化(06〜08)
    • ※教育研究所の適応指導員を増員
    • ※小学校への心理相談員派遣と日数拡大
  • 緑野小学校の新校舎建設(06)
  • 校舎のアスベスト対策実施
  • 五小、二中の外壁改修工事(07)
  • 二中の屋内運動場新築の基本設計(08)
  • 全学校施設の耐震診断完了(07までに)
  • 学校施設の耐震工事の計画的な実施
  • 三小の暖房機更新(07)、六小の防球ネット並びに放送機器改修(08)、緑野小の陶芸釜設置(08)
  • 一中の特別活動室 (07)、二中特別活動室(08)、四中の家庭科室(06)への空調機設置
  • 三中の家庭科室改修(07)、四中の音楽室椅子更新(08)

子どもたちを育てる地域づくり

  • 和泉小、緑野小にフリープレイ開設
  • 学童保育所、市立保育園の地域開放促進(「子育てひろば」05)(「おひさま」06)
  • 狛江保育園での園庭開放、赤ちゃん相談業務の実施(08以降)
  • 児童遊園等の老朽化遊具の撤去及び新設(08)
  • 3年間の「こども感動体験事業」の実施(06〜08)
    • ふるさと自然体験塾)
    • 多摩川ふれあい事業)
    • 農業体験事業)
    • 科学体験事業)
    • 音楽ふれあい事業)
    • 親子読書推進事業)
    • 地域交流図書室読書推進事業)
    • 子ども議会体験事業
  • 少年少女農業体験事業の立上げ(07)
  • 児童虐待防止へ岩戸児童センターに専門相談員配置(07)


【2】市民の明るい声がとびかう 便利で活気のあるまちづくり

活気ある地域社会へ

 景気の低迷が続く中、地域に賑わいを取り戻すために、全市共通のポイントカード導入や商店宅配制度の拡充など、消費者との連携を強めながら産業振興に努め、不況がもっとも直撃している建設関連産業の下請労働者の生活を守るために、公契約制度の導入を検討します。また、屋上緑化や緑の保全に努め、ゴミの減量・リサイクルをさらに進めるなど、快適な住環境の確立に取り組みます。

【達成状況】

  • 商工会への財政確立支援…ごみ指定袋の取扱い(05)、勤労者互助会の移管(07)
  • 商店宅配サービスを全世帯向けに拡大(04)
  • 商店ポータルサイト「コマエリア」の開設(07)
  • 元気わくわく事業の実施(08)
  • 商工会館の施設改修(04)
  • 消費生活相談窓口の拡充(04)
  • 若者の雇用拡大へ就職相談窓口の設置、就職面接会や就職セミナーの開催
  • 花火大会の再開に向けた準備委員会設置へ(08)

人と自然に優しい環境整備

 4月から始まった市内循環福祉バスを発展させ、3年以内に市民誰もが利用できるコミュニティバスへと移行します。民間バス路線の拡充や、主な道路には一休みできるポイントを設置するなど、「人に優しいまちづくり」を推進します。

【達成状況】

  • 福祉バスの運行(04)
  • 市内循環コミュニティバスの運行(08)
  • とんぼ池公園の全面開園(04)
  • 野川親水化のための階段設置
  • 狛江駅南口バス停にベンチ設置(04)
  • 道路脇に休息用腰掛けの設置(04〜)
  • 市民センターなど公共施設トイレのオストメイト対応化(08)
  • ごみの指定袋有料化に伴いごみ年間総量の約19%減量(07)→3億円近い財源確保
  • セントラルハイツの生ごみ処理機の更新、ハイタウンでの新規設置
  • 生ごみ処理機購入補助数の拡大
  • 使用済注射針回収事業への支援(08)
  • 岩戸南市民農園への生ごみ区画の導入
  • 公共施設のCO2排出状況調査の実施と継続
  • 職員向け環境負荷低減のための行動指針の作成と実施(04)
  • 環境に配慮した物品の調達ガイドの作成と実施(04)
  • 各公共施設にエコマネージャー(環境管理推進員)を配置(04)
  • 緑野小新校舎で屋上緑化、太陽光・風力発電システム設置、雨水利用システム導入(06)
  • 五小校庭の一部芝生化(08)
  • 東野川三丁目樹林地の購入(08)
  • 小学生による環境サミットの開催(08)
  • 「地域ネコ」活動への支援と協働事業化(08)

災害や犯罪に強いまちづくりを

【達成状況】

  • 新潟県中越地震で川口町を市民ぐるみで支援(04)
    • 義捐金1700万円、消防団・職員を派遣、仮設トイレ等搬送
  • 川口町支援で搬送した仮設トイレ等防災備蓄物資の補充(04〜)
  • 防災備蓄倉庫の増設(08)
  • 計測震度計システム設置(06)
  • 各種災害時の支援協定の締結…新たに世田谷区、慈恵第三病院、市造園組合等
  • 消防ポンプ車三台を新車に更新(04で全車両更新)
  • 消防団第2分団の器具置場を市役所敷地内に新設(05)
  • 消防団員の健康診断実施(07)
  • 防火貯水槽の増設(07)
  • 第六小学校に災害対策用井戸の設置(04)
  • 洪水ハザードマップの作成と全戸配布(06)
  • 木造住宅耐震診断制度助成(06)
  • 非木造住宅耐震診断制度助成(08)
  • 木造住宅の耐震補強工事への融資制度創設(07)
  • 各学校の耐震診断、耐震工事を順次実施
  • 学校内巡回パトロールの実施(05)
  • 学校安全巡回員の配置時間延長(07)(08)
  • 全小学校へのセンサー付防犯カメラの設置(06)
  • 災害時避難所となる前原とんぼ池公園の北側通路確保
  • 街頭消火器の更新・増設(08)
  • 安心安全情報共有システムの本格稼動(06)
  • 町会・自治会による地域防犯パトロール実施(05)
  • 防犯パトロール未実施地区解消活動員の配置(08)
  • 防犯診断地区普及員の配置(08)

安全で住みよいまちづくりを

【達成状況】

  • まちづくり条例の施行と効果的活用(03施行)
    • 中和泉マンションで住民と事業者が話し合い9階建を7階建に(04.2〜3)
  • 対高さ制限と最低敷地面積の導入(06)
  • 「狛江の魅力100選」の実施(07)
  • 根川通りの計画的改修(07から3か年計画)
  • とんぼ池公園北側の通路確保(06)
  • 緑野小通学路安全対策として市道32号線の歩道確保・交差点改良等(06〜08)
  • 慈恵病院東通りの整備拡幅(08〜)
  • 狛江通りの整備促進
  • 一の橋交差点の改良(07)
  • 一中通りの七差路部分の道路改良へ(08)
  • 水道道路の拡幅整備を都の計画にもり込ませる(05)
  • 和泉多摩川駅南の都市計画道路に横断歩道設置(06)
  • 水道道路から世田谷通りに出る車のための信号機設置(07)
  • 小田急線駅早朝無人化の対応で「案内係員」配置実現(05)
    • ※午前6時30分から7時30分まで


【3】誇りと愛着の持てる街へ 市民文化の発展で狛江らしさのあるまちづくり

市民のエネルギーを生かしたまちづくりを

 狛江は小さなまちですが、歴史や文化というすばらしい財産があり、市民活動も活発です。市民のエネルギーを生かしながら、とりわけ、市民文化、平和、国際交流を軸にした政策を展開し、きらりと光る狛江らしさづくりにがんばります。
 まず、「音楽の街—狛江」の実現を図ります。町おこしにつながるイベントを応援し、市民の音楽活動が広がるよう、場の確保やPRへの協力など、市の支援策を整備します。また、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなど、特色ある民族文化を持つ国の関連施設や留学生を狛江に受け入れ、そこを軸に文化交流や産業振興を図るなど、まちづくりと結びつけながら平和と国際交流を進めます。
 国内においても、新潟県川口町、会津田島町、多摩源流の小菅村など、個性ある地域との交流をさらに強め、また多摩川を生かしながら、狛江を活性化します。
 こうした市民活動の基礎となる中央図書館を、まちづくり総合プランに沿って移転・新設を行ない、多様な市民要求に応えられる機能を備えます。

【達成状況】
市民活動の活性化

  • 狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例の改正・発展(07)
  • 市民公益活動団体補助金「新しい風」の創設(05)と増額
  • 谷戸橋地区センター開設(04)
  • 狛江駅北口三角地の公益的な市民活動への開放
  • 民間団体の助成制度の活用
  • 図書館の開館時間を午後7時までに延長(04)
  • 「絵手紙発祥の地」普及のための事業推進(05)
  • 「絵手紙発祥の地」実行委員会の設置(07)
  • 中央図書館と学校図書館、地域センター図書室の配本体制強化
  • 長屋門復元へ(07〜)
  • 2つめのスリーオンスリーコートを元和泉に整備(07)
  • 市民プールの改修(07)
  • 市民総合体育館の大規模改修へ(08〜)
  • 元和泉テニスコートの改修(07)
  • 総合型地域スポーツクラブ立上げへ(08)
  • 小菅村との「住民交流友好都市宣言」

音楽の街—狛江」の実現へ」

  • 「音楽の街—狛江」構想の策定(06)
  • 「音楽の街−狛江」構想推進委員会設置(07〜08)
  • 音楽活動もできる谷戸橋地区センター開設(04)
  • 小中学校の楽器整備充実(07.08)
  • 川口町に、中越地震での「音楽の街—狛江」を通じた救援・激励活動(04)

平和のメッセージの発信
 平和宣言都市狛江として、平和のメッセージを発信するとともに、平和に関する展示の実施や平和資料室の設置を検討します。

【達成状況】

  • 「こまえ平和フェスタ」を市民と行政の共催で実施(05〜)
  • 「イラクへの攻撃」「臨界前核実験」でアメリカ大統領に、「イラクへの派兵」で小泉首相に、「核実験」でフランス大統領、北朝鮮国防委員長に、中止要請や抗議をおこなう
  • 反核平和団体の行事等への連帯メッセージ


【4】市民が主人公、参加と協働、公開を広げ 市民のためにがんばる市役所づくり

市民活動支援センター設置へ

 この8年、市民参加と協働の基本条例、まちづくり条例、情報公開条例の制定など、全国的に注目されるような参加と公開の制度を確立しました。これらを土台に、創造的かつ多彩で、より広範な市民の参加を促すなど、住民自治のまちへいっそうの前進を図ります。その拠点として市民活動支援センターを設置するとともに、町会や自治会、地域センター運営協議会と連携しながら、市民のエネルギーをまちづくりに生かします。

【達成状況】

  • 市民活動支援センター設立準備委員会設置(07)

市役所窓口の日曜開設・水曜開設時間の延長を

 また、市民の便宜を図るため、市役所の水曜夜間及び日曜日の開設をはじめ親切で的確な窓口対応に努め、憲法第15条で求められている「全体の奉仕者」としての役割を積極的に果たします。

【達成状況】

  • 市役所の日曜日開庁を実施(05)
  • 市民課窓口の利用改善。親切で迅速に(07)
  • 市役所内に授乳室の設置(07)
  • 住民票等の自動交付機を2台、庁舎内に設置(07)
  • 住民票などの申請書類、パソコンからのダウンロードOKに(05)
     ※上記2項目に表記の誤りがありましたので、訂正してお詫びします。


【5】暮らし優先の市政発展へ 厳しい財政状況を市民ぐるみで打開に全力

新たな財政危機が

 前市政の大型公共事業優先の政治で、借金総額は316億円に達し、毎年の返済はピーク時で25億円(一般会計)を超えました。この8年間、大型公共事業や新たな借金を抑制し、人件費や経費の節減によって、借金残高や毎年の返済額が減り出すところまできました。しかし小泉内閣のもとで、国から地方への交付金が大幅に削られ、新たな財政危機に全国の自治体が悲鳴をあげています。

人件費の大幅な減少に行革の努力を重ねて

 狛江市もその例外ではありませんが、本当に苦しいのはこの数年間で、ここを乗り切るための思い切った行革をすれば、その先は明るさが見えてきます。3年後から団塊の世代など定年退職者が急増し、毎年1億円以上の人件費が確実に減り、そこに行革の努力を重ねて行けば、通常の財政運営が可能になります。すでに、人事院勧告による給与引き下げに加え、職員本給2%カット、管理職手当10%カット、退職時の特別昇給廃止を実施し、今年度だけでも2億円余の人件費を減らしました。行政の支援が必要な市民に配慮しつつ、さらに職員定数の削減や市役所の仕事の全面的な見直しを通じて、財政基盤の安定化を図ります。

【達成状況】〈比較は、特に断りのない限り、平成18年度と第3次行革が始まる前の平成14年度比〉

  • 職員数…597名→493名(H20)(H20目標497名)
  • 経常収支比率…102.1%→96.2%(H18) H18 目標97.2%
  • 事業債年額10億円以下…ピーク時H15・16 起債残高248億円→217億円(H20予算ベース) 31億円減…21年度末には起債総額(一般会計)200億円以下へ
  • 人件費比率…33.9%→30.0%(H18決算。H19 目標30.0%)
  • 緊急行動計画での財政基盤確立目標(H18)
  • 組織のスリム化…計画2億5880万円→実績3億5451万円(目標比137.0%)
  • 事業のスリム化…計画2億0550万円→実績2億1603万円(同105.1%)
  • 収支均衡型財政への転換
    • 歳出減…計画3億1184万円→実績3億7405万円(120.0%)
    • 歳入増…計画2億4395万円→実績3億1948万円(131.0%)
    • 【緊急行動計画合計】計画10億2008万円→実績12億6407万円(123.9%)
  • 公債費は21年度をピークに22年度から約2億円減に
  • 市長給与18%カット継続
  • 管理職手当10%カット、職員給与2%カットの4年間実施(04〜07)
  • 諸特別手当の見直しによる一部廃止
  • 職務給制度の導入
  • 公債費の振替償還による負担軽減(08)

ミニ公募債で、財政への市民参加を

 また、ミニ公募債など財政への市民参加を検討します。ミニ公募債は、市民に購入をお願いし、まちづくり等の資金を調達するものです。市は国や金融機関より低い利率で借りられ、購入者は定期預金より高い利息を得られることから、市と市民双方が経済的な利益を得ながら、まちづくりを進めることが出来ます。

  • 東野川三丁目樹林地の購入と、むいから民家園長屋門復元を対象としたミニ公募債発行を08年度予算案に計上したが、一部野党によって削除修正

暮らしを守ることと財政基盤確立の両立を

 行財政改革は、住民の安全、健康及び福祉の保持といった地方自治体本来の責務を果たすために行なう立場を堅持していきます。また財政確立のために市民の声を聞き意見交換を進める場づくりを検討し、国に向けて地方財政を守るよう働きかけを強めます。いたずらに財政破たんをあおるやり方ではなく、市民、職員の協力を得ながら、暮らしを守ることと財政基盤確立の両立をめざす、現在の市政の方向こそが、狛江の将来と市民の利益に叶っているものです。 

  • 国に、税制改正に伴う負担増の見直しと軽減措置の実施を求める意見書提出
  • 市民税の減免基準の拡大(08)
  • 各種施策への減免制度を強化

第1期 第2期 第3期

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